不織布と農業資材との関係

おむつ等の衛生材や自動車の内装材の素材として需要が拡大している不織布ですが、農業資材用途にも数多く使われています。 例えば、太陽光を農地から反射させて果実の色付きを良くする「反射シート」や、地温の低下を抑える「保温シート」、太陽光による地温上昇を抑制する「遮熱シート」など、様々な用途に利用されてきました。

反射シート

反射シート(てるてる®)

保温シート

保温シート(ぬくぬく®)

遮熱シート

遮熱シート(明涼®)

農業のAI化による環境の変化

一方、農業分野では、少子高齢化を克服するための生産性の向上や、品質の向上のための新たな取り組みが始まっています。 何十年にわたって蓄積されてきた熟練農家さんの「経験と勘」をいかにして次世代に繋いでいくか、様々な取り組みが施されてきました。

AI(農業情報科学)農業とは、農家さんの持つ「匠の技」をICT技術(情報通信技術)を用いて、新規就農家や次世代に継承していく農業と定義されています。

これにより、これまで多くの労働時間が必要であった「かん水」や「施肥」の効率化を図るとともに、コストダウンや収量拡大・品質安定化が実現されると期待されています。

不織布事業もAI農業に参入

不織布による農業資材を手掛けるJX ANCI株式会社は、「次世代養液土耕システムゼロアグリ」でAI農業を展開する株式会社ルートレック・ネットワークスに資本参加しました。 これまでの農業資材をAI農業に導入しようとする新たな取り組みとして注目されます。 AI農業は、単に「かん水」や「施肥」にとどまらず、種々の可能性を秘めています。 不織布素材が活用されることによって、AI農業が更なる進化を遂げることに期待しましょう。

ゼロアグリ図

ゼロアグリ構成図

株式会社ルートレック・ネットワークス ホームページ:http://www.zero-agri.jp/