大阪で帽子のネット販売を手掛けるAsh(アッシュ)様。 既成の帽子の製作・販売のみならず、修理、リメイク、オーダーメイドからオリジナル品の製作まで、幅広く展開されている同社の森山社長に、ミライフ®を使ったオリジナル帽子の試作をお願いしました。

1.ベレー帽:ミライフ®(ポリエステル不織布)の持つシルクに似た風合い

森山社長によると、単純な形状で構成される円形ベレー帽は、ミライフ®の素材の特長を十二分に活かすのに最適とのこと。  試作品の第一号が完成です。

<軽量なミライフ®は重ね合わせができ、デザイン性に富む>

―ミライフ®を使ったベレー帽をデザインするコンセプトは何ですかー

ミライフ®にはシルクのような光沢があり、上品で綺麗な帽子を作りたいと考えました。 また、布生地と比較して軽量なため、重ね合せて使うことができ、多様なデザインが可能になります。 ミライフ®を使用した、特徴的なベレー帽が出来たと思います。

ミライフ帽子

ミライフ®製ベレー帽

―布生地と比較して、むずかしかった点は何ですかー

ミライフ®はしっかりした生地である反面、布生地に比べて、柔軟性に欠けます。 そのため、細い針で縫い合わせないと、針穴が開き過ぎる傾向がありました。 また、ミライフ®は縦横に積層された不織布なので、縦横方向の縫製には強いのですが、カーブや斜め方向には伸びやすくなってしまい、縫製には工夫が必要でした。 

2.ストールキャップ: 一枚のミライフ®(ポリエステル不織布)を帽子状に巻いたターバン帽

試作品の第2号は、ミライフ®を巻いて作ったストールキャップです。

ターバンは、頭に布を巻くという独特な技術が必要です。 森山社長は、より簡単に被ることのできるように、帽子に仕立てたストールキャップを考案されました(実用新案取得)。

-ストールキャップを作られたきっかけは何ですか-

ファッションや防寒・日射対策として、また、年齢や病気治療による抜け毛対策の必需品として、帽子を被りたい方はたくさんいらっしゃいます。 でも、①髪型が乱れる、②被ると痛い、③被り方がわからない、といった理由で帽子を被らない方も多いのです。 そういった理由を解決するために、試行錯誤しながら作ったのがストールキャップでした。

キャッチコピーは「どなたでも必ず似合う帽子」です。ミライフ®を使用するとどのような風合いになるのでしょうか。

<軽量な不織布であるミライフ®を帽子状に巻くことで、ボリューム感をデザインする>

―ストールキャップにミライフ®を使用したのは、どういったアイデアからですかー

布生地は何層にも巻くと重くなってしまいます。 ミライフ®が非常に軽量であることを利用したいと思いました。  ミライフ®を巻くと、偶然にも重ね合った間に適度な空気が入り、ボリューム感を持たせることのできるデザインとなりました。

ミライフ帽子

ミライフ®製ストールキャップ(前)

 

ミライフ帽子

ミライフ®製ストールキャップ(後)

 

また、ミライフ®はしっかりした素材であるため、帽子の形状を保持するためのワイヤーなどが不用でした。  畳んで持ち運んでも、型崩れがしないというメリットもありました。

―製作に工夫した点は何ですかー

ミライフ®で「しなり」を作ることがむずかしく、どうしても素材の性質上、ピンと張ってしまいます。 ミライフ®を裂くことにより、適度は「しなり」を持たせましたが、裂き過ぎると「毛羽立ち」が生じてしまうので、そのバランスに苦労しました。

 

第二弾に期待しています。 Ash森山社長、どうもありがとうございました。

 

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