2017年2月に開始したテストの続報です。
土の中でワリフ®、ミライフ®、紙がどのように変化していくか検証中です。スタートから3ヶ月が経過した状況を報告します。
<埋めたもの>
•紙(コピー用紙): 厚み0.10mm / 目付67g/㎡
•ワリフ®MS8036: 厚み0.08mm / 目付32g/㎡
•ワリフ®明涼30w:厚み0.13mm / 目付40g/㎡
•ミライフ® TY0505FE: 厚み0.07mm / 目付10g/㎡
•ミライフ® TY2525FE: 厚み0.14mm / 目付50g/㎡
透明容器(高さ9cm×直径8cm)の内側にサンプル(縦3cm×横7cm)を貼り、土で埋めました。(2017年2月17日スタート)
屋内に保管し、土が乾かないように、定期的に水分を補給しています。
<①紙>
紙が土の中の水分を吸収し、透けています。サンプルの端を良く見ると小さい穴が開いていることから、分解が始まっていることが分かります。
<②ミライフ® TY0505FE>
インテリアや包装資材の素材として使用される銘柄です。当社で製造しているミライフ®の中で目付が一番軽いものです。
土によって若干汚れていますが、サンプルの状態に変化は見られません。(※)
<③ミライフ® TY2525FE>
TY0505FEの5倍の目付があります。
TY0505FEと同様に、土によって若干汚れていますが、サンプルの状態に変化は見られません。(※)
<④ワリフ® MS8036>
手で簡単に切ることができる養生テープの基材として使用されています。
ワリフ®は半透明のため、土と同化しているように見えますがサンプルの状態に変化は見られません。(※)
<⑤ワリフ® 明涼30w>
ビニールハウスの内外に掛け、赤外線を反射させることで、内部の温度上昇を抑制する商品です。
色が白いため土の中でもはっきり見えますが、サンプルの状態に変化は見られません。(※)
(※)サンプルの前面に見える土は、水分を補給した際に容器とサンプルの間に流れ込んだものです。
次回は8月に更新します。
紙、ミライフ®、ワリフ®がどう姿を変えるでしょうか? お楽しみに。