第1回 プラスチック製品ができるまで

ワリフ®とミライフ®は、代表的なプラスチックであるポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートを原料として製造されています。 はじめに、これらプラスチックがどのようにつくられるのか紹介します。(図1)

プラスチック図

図1:プラスチック製品ができるまで

<ナフサからプラスチックなどの原料が合成される>

高分子化学品のほとんどは石油が原料となっています。原油がタンカーで日本に到着後、石油精製会社で分留が行われ、軽油やガソリンなどが製造されます。その中の35~80℃で分留されたナフサ(粗製ガソリン)を原料として、プラスチック、農業、医薬品などのいろいろな工業製品の原料が合成されます。

<エチレン、プロピレンがプラスチックの原料に>

その中でエチレンやプロピレンがプラスチックの原料となります。エチレンとプロピレンをモノマーとして重合させてポリエチレンとポリプロピレンが製造され、一方でエチレンからはさらにスチレンや塩化ビニルなど、プロピレンからはアクリロニトリルやアクリル酸などのモノマーが製造されます。この工程までは石油コンビナートにある工場で行われます。

<原料ペレットが加工されて、プラスチック製品に>

ポリエチレンをはじめとするプラスチックは米粒大のペレットに加工され、プラスチックの加工を行う会社に出荷されます。プラスチックの加工会社では、これらの原料ペレットが、成形機によって多種多様の工業製品に加工されます。このように複数の段階を経て製品が出来上がります。

次回以降、ワリフ®、ミライフ®が製造されるまでの工程をご紹介してまいります。